Bチーム発表

1:Bチーム発表
Asae 11/25 23:04
今週は、前島修論のため福島に前川事務所OBへのインタビュー調査に行き、ノリノリで帰ってきた・・重要な話がたくさん聞けて、次の院ゼミは乞うご期待。

で、気持ちを切り替えて、今日は4年のBチームの発表。
恐ろしいことに、2ヶ月後がもう卒論提出で、次の12月がもう最後のゼミ発表。1年は早い!
今回のゼミで残る作業の方針が立っていると安心だけど、7人中2人は危うい・・・。これから1週間で体勢を立て直すこと。

以下講評。

小川:作業量が多く、質も高く、発表もうまくて、言うこと無し。日本大通りに平行する2本の通りの古写真等の史料を網羅し、それを元に配置図も完成して、日本大通りを挟んだ性格や景観の相違がビジュアルにわかる。・・が、せっかく良い図ができたのに、分析が甘いのが惜しい点で、今の3倍以上の指摘ができるはず。また、地所規則での規定は「計画」であり、現実と比較するのは「実態」の把握が目的なので、そのポイントがわかるよう再検討。とはいうものの、出来の良さは間違いない。秋学期初のMVP!次は苦手な法規の検討。

庄司:中間までの耐震手法の調査に対し、今度は調査地域の歴史地震の被害を検証。この場合、通常は統計的資料による「数字」での検討が主になるが、被害状況がわかる個々の建物のマッピングによってより密に分析している点がポイントで、その作業の正確さと説明が秀逸。小川に負けない出来。この被害地図が面白いから、その密度をさらに上げ、かつ被害履歴と耐震手法の選択の差をより詳しくみるための補足事例が欲しい。補足調査は早急に。

池田:建築・インテリア雑誌の出版状況について、中間までは統計的なデータで全体像を把握し、中間後は出版意図を詳しくみるため、画期に当たる年代の創刊誌に注目して、創刊号を検討。その収集がやや遅れぎみ。キーワードの抽出は的確だけど、その分析が怪しい。雑誌からみたいのは、当時の建築界に対する人々の捉え方・考え方であって、建築界そのものの動向ではないし、1誌ではなく複数誌を比較することで、社会全体に通底する考えがみえるはず。そのポイントをはずさないよう気をつけること。

吉本:旧中島村について、建築年代や屋敷林などのアンケート調査を実施。かつ、その個性を周囲から補足するため近隣の調査成果を整理。後者が意外とおもしろく、海風を防ぐための配置等がわかり、中島村の分析に十分活かせそう。素直な分析。今後は、肝心の中島村を詳しくするため、アンケートを元にした聞き取り調査が大事だから、調査日程を早急に私と相談して、お休みせずに即!進めること。調査時に屋敷林と建物外観の撮影必須。

伊藤:先週火曜に調査に行って、間に内定式で帰省して、よくぞ整理が間に合った!その努力がえらい!調査整理は手慣れたけれど、研究目的と方法は再検証が必要。先行研究からみる古材転用の全体像と意味を整理し、その上この研究で扱う範囲を再度確認して、もう一度研究目的を書いてみる。それから今回の調査成果をみると、意味がもっとわかるはず。また、小牧家については、転用材の使用方法の説明とその特徴を、2倍詳しくすること。

相良:神社境内の舞台建築がテーマで、中間でその平面と配置の類型化ができたはず。中間後は、その組み合わせによる再分類と、それぞれの性格や機能の相違、およびその背景の分析が課題。・・・なのだけど、詳細に分析するための平面や配置のデータ収集が遅く、必要なデータが揃わないため、分析が「感想」にみえる。網羅的な事例を扱う場合、データの正確さと量がとにかく大事。1週間以内にデータの整備を必ず終了して、ポイントを見いだすこと。本論も合わせ、急がないと危険。

武本:中間まではいかにも中世的な賤ヶ岳城、中間後は近世城郭の完成形である大坂城を絵画試料から検討。とすれば、まずその2城を扱う意味が説明できなければいけないし、大規模城郭だからこそ正確な図化と、規模にふさわしい分析項目が必要・・なのに、その全てが危ない。まず1週間以内に正確な図化と、研究目的の再検討を進め、早急に分析ポイントを打ち合わせること。そのポイントさえ決まれば、意外とゴールは近い・・はず。

次回発表では、全員、研究タイトル・目的・方法を再検討し、結論への方針を示すこと。
できる・・かな・・・。


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