Aチーム2回目

1:Aチーム2回目
Asae 06/06 21:11
Aチームの2回目。
今回は、インターバルが3週間という厳しい日程もあって、前回安定だったAチームもやや苦戦。が、全員作業量は充実しているし、方向性も明確。順調。

卒論は、作業8割、考察2割。
先行研究の理解やデータ収集をいい加減にすると、それを基に築く研究全体が危うくなる。一方、ただ漠然と作業するのではなく、作業の意味や集まったデータの活かし方を考えながら行うと、何倍にも深くなる。作業だけでも、考察だけでもダメ。
さらに、理解したこと、わかったことを「文章」としてアウトプットしていくことで、頭が整理できるはず。レジュメを軽視すると後で苦労しますよ・・。
研究目的については、全員、研究の「意義」を再考すること。

以下講評。

〈野田〉A 日本の近代インテリアの動きを、今度は複数の室内装飾業者の社史を軸にして整理。2日前に見た時にまとめ方を大変更したのに、きっちり間に合わせた能力の高さと集中力はさすが。各々の前身の業種やその業務の転換点がよくわかり、ポイントを的確に押さえている。惜しいのは、5社を並べた時に年代軸が粗くなる点と、5社を通してみる視点が弱いこと。次に移る前に、現在の年表を元に、今後注目すべき年代や事項を抽出してみること。

〈石橋〉A- 日本人建築家の戦前期の海外渡航に注目し、渡航先や目的、身分で分析。約100人のデータをこの短期間で整理したのはすごいし、3期の時期ごとの特徴も的を射ている。ただし、まだこのデータを使い尽くせていない。海外に行くことの重みが、現代とは全く違うことを頭において、なぜその国を選んだのか、なぜ渡航先が変化するのかを、当時の各国の建築界の動きと一人一人の事情を調査・理解した上で考察してみる。アメリカに集中したい気持ちはわかるけれど、もう少しがんばろう。事例の単位(件、人)の使い分けに注意。

〈増澤〉B+ レジュメが不出来で不安だったのに、発表は内容豊かで、質疑はさらに的確。もったいない。伊勢神宮の古殿の措置について先行研究からよく理解し、整理しているけれど、その説を誰が何によって示したのか、根拠がない。特に、古代から現代への扱いの変化は、今後の研究範囲を決める意味でも大事だから、再度整理し直し。事例の収集と合わせ、夏に調査できるよう進めること。

〈林〉B+ これもレジュメが未完成。発表内容の半分以下しか無い!もったいない。大手門の古写真の徹底的な収集と、各写真による意匠要素の分析、そのデータ整理など、作業は緻密で体系的だし、分類や定義も論理的。これで何で書けないの・・。今後の分析には、寸法や平面、棟飾りや狭間などを足したいし、表の項目はできるだけ細分化した方がやりやすい。城郭の古図や文書を加えてデータを補強すること。
 

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