ゼミ発表総括

投稿者: Asae 投稿日時: 2010-7-4 22:52:40

今日からいよいよ、本年度の卒論ゼミ発表がスタート。
今日はAチーム7人の発表・・・のはずだったのだけど、事件もあって発表5人。恐るべしは、佐々木&星野。初めての発表とは思えない内容。この調子でぜひ。

佐々木:鉄道省営繕組織がテーマ。このまま卒論の中間発表会に出しても通用するほどの完成度。「営繕」という、建築を造る「組織」をテーマにする意味や面白さがよく伝わり、かつ複雑な組織変遷をよく整理している。端的にキーワードが出せるのは、自分自身でよく理解している証拠。次から、組織を構成する「人」を調べる段階に入るから、より慎重に、丁寧に。
星野:これも職人の組織がテーマ。「太子講」というマイナーな組織の成立・構成・行事などを、的確に整理している。特に、先行研究の収集と読解が正確で、頼もしい。今後考えて欲しいのは、「太子講」を扱うことで何がみえるのか。またこの研究は「現状」を対象にするのか?現状調査だけではなく、「史料」を収集するのは何のためか?建築史としての研究の意味を考えてみること。
平野:「祈る人」の変化から、仏教建築の空間の変化をみるテーマ。さすが仏像マニア!という楽しさが伝わる発表。これはすごく大事!また、自分で平面をみて違いを考え、その意味を先行研究からよく勉強している。惜しいのは、空間の区分の捉え方、建てられた当時の建物の特徴の把握にやや甘さがある点。でも、テーマや方法論の意味をよく理解していてgood。
小西:今年少数派の調査系。出身地の秋田で座敷蔵をテーマにするという最初のモチベーションまでは良かったのだけど、必要な説明が発表から抜け落ちてしまったのが痛い。研究では、客観性を持つために、方法や対象を論理的に選び、それをきちんと説明する必要がある。今回の作業を何のために行ったのか、どんな条件で対象を選び、どのように分析したのかを、説明してほしい・・・と思ったら、レジュメにはちゃんと書いてあり、発表の数倍の内容が入っている!なのに、なぜ発表に無い!?せっかく調べた内容がちゃんと伝わるよう、発表方法を勉強すること。
塩田:博物館マニアが取り組む東京国立博物館の研究・・ならば、もっともっと丁寧に調べられるはず。これも、佐々木と同様、組織との関係がポイントのひとつだから、それを正確に把握することが基礎になる。また、すでに『東博百年史』などの研究があり、自分の研究のどこが新しいかを考える上でも、これら先行研究を正確に理解する必要がある。なのに、この肝心の作業が雑。先に進む前に、もう一度ここまでの内容を読み直し、キーワードを取出して、パワーポイントを作り直してみること。


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