秋学期スタート

投稿者: Asae 投稿日時: 2016-9-27 11:06:05

夏休みが終わり、秋学期がスタート。
個人的にやり残した仕事が多くて焦っている上に、卒論は中間発表がすぐ控えていて待った無し。秋学期最初のゼミは、それぞれ進んでいて一安心。
出遅れた人たちは、気持ちを入れ替えて、急いで中間発表に臨むこと。

A+:林・二階堂・丸山・野田
これまでの検討で、すぐに中間梗概がかける優等生。
林は、大手門の設計規範を読み解くため、他の城門や天守と比較。このデータが有効で、天守という一城に唯一の建築と、多数ある門での格づけ方法の違いが見えている。家格や石高に応じた「基本方針」と、大手門という特別な門を差別化するための「オプション」に分けて考えることが必要。
二階堂は、春学期後半から絶好調。朝倉彫塑館の複数案の分類と編年の説明が論理的で、施主兼デザイナーと建築技術者のキャッチボールのような設計過程を解き明かしている。平面・立面とも変更ポイントがもっと具体的に示せると面白くなる。中間では、前半の増築過程との連続性も重視すること。
丸山も、複数史料の選択基準、地震被害の判定方法などルールの説明が完璧。建物による被害状況の違い、地形との関係など緻密な分析もさすがだけど、地盤を「良」「悪」だけで説明したのが残念。せっかくのデータをもっと活かして、具体的に説明すること。中間は安政地震までに留める。
野田は、夏休みに国会図書館に日参して200冊近い雑誌をチェック。そのデータ量と整理が圧倒的で、室内装飾の業種ごとの参入時期や顧客層、PR方法の差がよくわかる。広告からわかることと、前身業種からわかることは全く違うので、その意味をよく考えて、別章として分析してみること。

A-:石橋・斎藤・宮内
進んでいるけれど一手不足。
石橋は、アメリカ・イギリス・ドイツの建築界の紹介記事を収集。真面目で作業量が多いのは頼もしい。が、記事から何をみたいのかその目的が弱いのが難点で、このため年代ごとの傾向がまとめきれず、渡航との連動も見落としが多い。当面は、アメリカに絞って海外情報の互換をまとめる。
斎藤は、データの補足・訂正が正確。これは大切な姿勢。横浜・藤沢の歴史的景観行政も、面倒な条例等をよく理解してまとめている。これを文化財制度と同じ項目・枠組みで整理して、比較しやすくするのが大事。最後に文化財と都市計画を合体できるよう項目を統一する。
宮内は、村田邸の図面や書類の整理がよく進み、全体の流れはきちんと見えている。ただ史料が使い切れておらず、細部の詰めが甘いのが惜しい。前回までの洋館建設との連続性も必要。中間を契機に詰めを徹底し(重要!)、かつ美しさを追求して(重要!!)まとめる。

B+:増澤・木村・小崎
作業量は多いが、考察が足りない。
増澤は、伊勢神宮古殿の撤下事例が春学期より倍増し、かつ各神社の社格や由緒も押さえて飛躍的に充実。が、そのデータを活かした考察ができていない。どんな神社に古殿が撤下されたのかという1点に絞り、時代ごとの特徴を分析する。
木村も、松本の商工名鑑3冊分を全て入力・分類した作業量はすごいが、増澤同様まだ活かせていない。これも、業種ごとの分布を、近世の武家地・町人地と堀・土塁を壊した新開地に分けて検討。今は町ごとに作っているグラフを、業種ごとの分布図(表)に変えてみるといい。
小崎は、新発見の戦前のクラブハウス論が当たりで、内容はよく読み込んでいるし、実際の建築を図示して照合した点も良い。が、どこが筆者の主張で、どこが小崎の論なのか区別ができないのが問題。文中の作品のデータを確実に押さえ、建築作品の変化と比較すること。

B-:杉崎
夏休みに14件の農村舞台を調査し、平面や設備、構造など発見が多くて発表が楽しみ・・と思ったのに、面白いと思っていた点が全く出てこない・・。残念すぎる。「舞台建築」として平面・断面・設備・構造等で何に注目すべきか項目を抽出し、14件の比較表を作るのが第一歩。急ぐ!

C+:服部
2日前に方向を間違えていることに気付き、完全に時間不足。事例数が多い場合、そのデータを不足や重複無く、正確に整理するのが最も大事だし、「廃校活用」の研究ではなく、「歴史的建造物としての小学校」の活用がテーマだからこそ、文化財指定・登録の有無や種別も重要。まずフルスピードでデータを完璧に揃える。発表は、全体から部分へ、概要から詳細へという基本を徹底する。


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