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ジョージ近況
ジョージこと長田城治が博士課程を修了して、早3ヶ月。
山形の東北芸術工科大学で、元気に働いているようです。

最近は、高畠町の高畠石の遺構と、それによる歴史的景観の調査を、地元の人と協力して行う企画がメインらしい。面白そう。

ジョージの勇姿は、
http://gs.tuad.ac.jp/rekisan/index.php?ID=665
をどうぞ。
by Asae 
[2011-7-11 21:06:31]
 



Aチーム最終発表
早くも、今日でAチームは春学期の最終発表。
順調にいけば、今日までの内容をまとめて、研究報告書を7月20日に提出すると、幸せな夏休みに突入できる。
伊佐・小川・手嶋は順調で文句無く通過、牛奥もまあいけそう。
来週は再発表を含めて9名!なので、テンポの良い発表を心がけてくださいね。

〈伊佐〉前回も驚いたけれど、今回もびっくり!の密度が高い内容。終わったとたんに、来週のBチーム全員が焦りまくった。今回で明治期まで含めて14冊の雛形の分析が終わり、時代による変化がはっきりみえてきた。方法論がとにかく緻密で、作業が丁寧だから、述べる傾向に説得力があるし、組子という小さな素材を扱いながら、建築を取り巻く技術や意匠の変化と、その背景がきれいにみえてきた。実際の意匠例が出ると、よりわかりやすくてよかったけれど、文句無し!今後の方向についても、他分野の意匠と比べる方法も、職人の動向との関係や地域性をみる方法も考えられて、夢が膨らむ。自分がやりたい方法をいろいろ試してください。

〈小川〉日本大通に特化して、施設の性格+敷地内での配置+入口の向き+階数を図化。古写真から配置図を起こすのはかなり大変だけど、その方法の説明が緻密で、納得できる。出来た配置図もものすごく面白く、日本大通が外国人居留地と日本人居住区の「境界」かつ「防火帯」という存在から、次第にメインロードへと変化していく過程と、それに伴う景観変化がよくわかり、横浜の都市景観史として新鮮!この面白さがもっともっと伝わるよう、キーワードの設定や研究目的の構図を明確にすれば言う事無し!最後の詰めを慎重に。

〈手嶋〉160件の茶室について、名称別に平面・配置・外観意匠を整理するという気が遠くなるくらいの作業量。そのデータと、各事例の写真や図面で、傾向をビジュアルに説明していて、密度が高い。「亭」は躙口や小間が少ないなど茶室の要素が薄く、敷地内に独立して建つのに対し、「席」は逆に小間と躙口が多く、しかも主屋内に構えられるなど、予想以上に名称別の特徴が明確で、語源が持つイメージともよく一致する。この名称ごとの特徴を的確に説明できれば、春学期としては十分な成果。傾向を読むとき、最多点を探すだけではなく、最少点や特異点にも注意することを心がけると、もっともっと見えてくるはずだから、楽しんで取り組んでください。

〈牛奥〉商工省工芸指導所の照明器具の分析も戦後に入り、一応これで全体像がそろった。この戦後の作品の分析はものすごく的確で、言説と合わせてみたり、1つの作品について材料やデザインソース、背景を詳しくみたりと、具体的で説得力がある。パワポの構成もわかりやすい。ここまでなら満点なのに、なぜか先に事例を集めた戦前の1、2期の分析が甘いから、変化がはっきりみえないのが難。各期で重視したことは何か、その中で「日本」を何でどう表現しようとしたのか、その差をもう一度整理してみること。これがそのまま研究報告書のまとめになるはず。

〈武本〉研究目的も絵画資料の分析も、時間切れの印象。全体の発表も、どこを強調し、何を伝えたいのか、構成や説明に工夫が足りない。一番まずいのは、絵画資料による城郭の分析ポイントの設定が、曖昧なこと。描かれた複数の城郭の、何をどう比較するのか、同じ要素や基準で比べないと差がはっきりしない。もう一度「賤ヶ岳合戦図」のみを、現実の城郭の立地や歴史的事実をふまえて分析し、絵画だからわかることを改めて考えてみること。この方法論さえ構築できれば、どんどん進めるはず。来週再発表。
by Asae 
[2011-7-1 22:59:47]
 



歴史地震と木造耐震
庄司卒論のため、藤沢市・三觜家住宅へ。

木造の耐震手法は、阪神大震災後をみるように、地震の被害を受けて工夫されていくもので、特に明治24年(1891)の濃尾地震と、明治27年(1894)の庄内地震によって、科学的な震災予防と、木造の耐震手法の研究が進んだらしい。

庄司さんの卒論は、大工さんたちが震災後に建てたり、修繕した実際の住宅で、どのような耐震手法が工夫され、学者たちが考案した耐震手法がどう普及したのかを検証するもの。過去の地震の被害との関係も重要。

三觜家は、明治11年(1878)の創建後、大正12年(1923)の関東大震災に被災し、その後修理が加えられていて、その修理部分を調べるのが目的。
・・・なんだけど、よく見えるように補強をするはずもなく、小屋裏や床下をひたすら見て回り、隠れた鉄筋を探すという作業。最初は見えなかった補強材がだんだん見えてきて、大工さんの工夫がわかってきたら急激に面白くなった!!

今年最高の暑さの今日、屋根裏はたぶん35度は軽く超えていて、今日一日ですごくやせた気がする・・・小屋裏調査デビューの庄司さんは、よく耐えた!

汗と埃の成果を無駄にせず、ビジュアルにまとめてくださいね。
by Asae 
[2011-6-24 21:20:35]
 



Bチーム2回目
Bチームの2回目発表。

内容が次第に専門的になり、発表にも内容の深さや、本人の理解度の差が現れる。やっぱり、本人が納得して話す内容は、聞いている方も納得できるし、面白い!と思って発表してくれると、聞いている方も面白い。
その楽しさがよく伝わったのが、寺籠・荒井・池田、理解しよう、伝えようという意欲が伝わったのが庄司・伊藤。卒論スタート時は、圧倒的に女子上位だったのに、最近男子軍団の勢いがよく、女子の一部がややダウン・・。

なんと、次回発表がもう春学期の最後・・・早い!研究報告書に繋げるためにも、次回は研究目的の構築と、前期まとめにふさわしい内容を課題とします。今の勢いが続くか!?乞うご期待。
以下、講評。

〈庄司〉木造耐震という技術的な内容を、部位別の目的や手法、実例、製品を過不足なくまとめ、誰でも理解できる発表に整理している。あいかわらずうまい!江戸〜明治期の耐震手法については、1次史料を用いてより正確に。研究目的は、耐震の理論や手法の先進的な提案と、各地の大工が新築(改造)する手法の比較、地震被害と実際の耐震補強の比較の意味を考えてみること。こういう基礎的作業がきちんとしていると、事例調査が進めやすい。いよいよ調査に着手!
〈荒井〉前回に続いて内容が深く、かつ前回の内容がちゃんと蓄積となって、時代区分や機能・性格の説明や考察に活きている。しかも、最初に比べて、画期的に発表とパワポがうまくなった!これで怖いもの無し。この研究を「公園」の研究ではなく、公園からみた「都市史」にするには、立地と公園の性格、地域背景と公園の機能など、各公園とそれが置かれた町との関係を読むことが重要。そのスタンスがうまく出れば、新鮮な横浜の都市形成史が描けそう。楽しみ。
〈寺籠〉作業量が圧倒的に多い。先週の小川も含め、ヨコハマ関係は3人とも優秀。居留地6都市を平行して扱うだけでも大変なのに、日本側―外国側の文書上の取り決めと、施設の実際の設置状況を平行して進め、全体像がよくみえるようになった。しかも、自分で卒論を楽しもうとする雰囲気が伝わって、聞いている方も楽しい。課題は、「遊興所」などの用語の正確な理解と、原語と一般用語の統一した使い分け、年代を踏まえた考察。研究目的は、「遊興施設」を扱うからこそわかることは何か?を、考えてみること。
〈池田〉とにかくテーマが新鮮で、しかも作業が緻密。すでに戦後の建築・インテリア雑誌の7割近くについて創刊・廃刊・タイトル変更などの変遷を押さえており、このデータだけでも説得力がある。前回不足していた研究方法の論理的な説明も加わって、より研究らしくなった。あとは、このデータの効果的な活かし方と、「雑誌」というメディアを扱う意義が課題。各雑誌の性格や購買層については、創刊号を集めてみることを勧めます。今年の発表会の人気No.1の予感。
〈伊藤〉今回は、古家・古材の利用に関する先行研究の理解と、それとの対比による自分の研究のスタンスの把握が目的。どちらも論文が多く、しかもひとつは博士論文で、読むだけでも相当大変だけど、自分で理解し、かつそのポイントが的確。パワポだけではなくレジュメも、丸写しではなく自分らしくまとめを行っていて、レベルが高い。この蓄積を踏まえて、もう一度自分の研究の方法・視点上のキーワードをまとめてみること。いよいよ調査!!
以上、A評価。

〈吉本〉いよいよ馬入の渡しの検討に着手。今回は、渡しと両岸の村の年代による変化、集落構造や施設の変化が課題なのだけど、地図の表現や資料整理がいまひとつで、都市史らしくみえない。本に載っているデータは、自分でグラフや表にしたり、地図にプロットしたりして初めて、自分の研究用のデータになるが、その作業が足りず、絵画史料等の収集も未完成。やはり現地に行ってみないと実感が湧かないから、早急に予備調査に行き、「歴史的景観」として何を扱うか、具体的に考えること。パワポは、次回までに全面レベルアップ必須。指導:丸山。
〈草ヶ谷〉これもいよいよ台所改善運動に突入。今回は、戦前・戦後の都市住宅と農村住宅に対する改善運動を先行研究から整理して、研究の独自性を考え、今後収集する1次史料の見通しを立てることが目的・・なんだけど、過去の修論に頼り過ぎて、内容が薄っぺらい。自力でさらに一歩深く調べる姿勢が無いと、具体性が無く、次の作業に繋げられない。先行研究を早急に集め、台所改善についてどんな項目を、どのように提案しているか、具体的に箇条書きに整理すること。当然、研究目的再考。指導:前島。
〈相良〉三島大社の配置図を全て書いた努力は買うし、歴史的変遷のまとめもまあOK。ただ、発表全体の骨格がわからないから、内容が伝わらず、史料の提示や考察の的がずれている。発表は、全体→部分、総論→詳細という流れが基本。今回の分析方法が別の神社でもフォーマット化できるはずだから、歴史→史料の種類と数→各史料の説明→配置図の作り方(研究方法の説明)→例 →比較と考察、の順で再度整理し直してみること。パワポのレベルアップ必須。指導:平野。
by Asae 
[2011-6-10 23:38:35]
 



5月20日ゼミ
先週に続いて、Bチームの初回発表。
先週は荒れたけれど、今週は順調。しかも、先週の再発表組2人も今度は完璧に軌道に乗って、全員横一線で順調なスタート ここまで粒が揃った年も珍しい。
もうひとつ良い点は、ゼミでの発言が多いこと。横浜モノとかインテリアとか、かぶるテーマが多いためか、4年の質問や発言でより内容が深まっているのがうれしい 小川が今回のMVP。
活気があって楽しいゼミは大歓迎だから、この調子で次回以降もびしびし行こう!
以下、発表順に講評。

〈小川〉 先週の敗北が嘘のように、今回は一気にトップに浮上。横浜関内地区の歴史がわかりやすく整理され、パワポもレジュメも的確で完成度が高い。しかも、質疑や他の発表での発言を聞いているとその数倍の知識があり、その理解の深さが厚みのある発表を支えている。具体的な通りに絞る次回からの方が、より緻密な作業と理解が必要だけど、きっと向いていると思うからこのまま走ること。期待大。
〈牛奥〉 これも先週から激変。商工省工芸指導所の沿革、関わった人物、活動等の全体像が把握でき、基礎となるデータが整理できた。何より、データのまとめ方や発表方法の定型が身に付いたことが大きい。ただし、レジュメが薄いから、発表と合わせて補強すること。今後の課題は、キーワードのより深い理解と、研究の方向性の決定。確かに、デパートなど工芸指導所以外と比べた方が特徴がわかりやすい。今後の方針を要相談。
〈伊藤〉 住宅建設における古材リサイクルという現代に直結したテーマ。そのための木造の基礎知識の整理が今回の課題で、図や写真を使ってビジュアルに示す発表も、わからない用語をひとつひとつ丁寧に調べる姿勢も◎。ただし、用語の理解と、研究目的やその意義に対する考えがまだ浅いのが難。次回先行研究を見ながら、自分の論文の意味をもう一度考えてみること。今後の方針を要相談。
〈寺籠〉 横浜・神戸・長崎など各居留地の特徴を、公園や競馬場など遊興施設の計画からみるテーマ。複数の町にわたるため資料が多くて大変だけど、歴史や特徴がよく整理されている。特に、最後の比較表が秀逸。発表も勢いがあっていいのだけれど、用語等がアバウトになりがちなので注意。レジュメの方が内容充実。なぜ各都市で差が生じるのか、次回は規定から比較し、いよいよ遊興施設に突入。「遊興施設」から居留地を比較する意味を考えつつ進めること。
〈池田〉 戦後の建築・インテリア雑誌の出版傾向から、インテリアに対する社会的感覚を分析するテーマ。テーマが新しすぎて先行研究がないため、いきなりデータ収集と分析に突入。まだ方法論は手探りだけど、雑誌数や分野の傾向だけでもかなり面白そうで、卒論発表会で人気が集中しそう。こうした新しい切り口の場合、客観性のある方法論の構築と、その丁寧な説明が不可欠なので、次回から方法の説明→全体傾向→詳細という手順を大事に発表すること。
〈草ヶ谷〉 近代の台所改善がテーマ。都市住宅に関する論考が多い中、農村住宅に焦点を当てた点が特徴で、まずは都市住宅について台所の変化のポイントを整理するのが今回の課題。要素の整理、年表+図・写真というパワポの画面構成、レジュメの構成がいずれも整然としていてわかりやすい。ポイントをはずさないしっかり者。研究目的として、都市住宅ではなく、農村住宅を扱うからこそわかることを考えてみること。
〈荒井〉 横浜の都市形成を、公園の計画から見るテーマ。まずは「公園」という近代ならではの施設について、年代による性格や目的の変化を先行研究から整理。これが丸ごと本1冊で、情報量が多いのに、自分なりに変遷を4期に分け、そのキーワードを自分で取り出して図式化している。これは相当大変で、先行研究理解としては最もレベルが高い。優秀。だが・・・問題は発表。これだけ蓄積があるのだから、もっとばんばんアピールすればいいのに、なぜかネガティブ。自信を持って声を出すこと。
〈吉本〉 相模川の渡し場の集落について、渡し場ならではの歴史的景観を検討するテーマ。まずは、渡し場に必要な施設を、他県を例に整理。川札を買って渡るとか、人足がそれを換金するとか、渡しのシステムに関する話も面白く、専門用語が多い中でよく整理されている。楽しい。次回は馬入の渡しの歴史と景観資料を集めて、できればトップで現地調査へ。パワポは、文字の扱いを要工夫。
〈庄司〉 湘南地域の歴史地震の被害と木造耐震の変化がテーマ。あまりにもタイムリー。歴史地震の定義や研究上の意味が的確にまとめられ、まるでテレビの特集番組のようにわかりやすい。発表が上手すぎる。先行研究の整理はやや正確さを欠くから、史料の提示や分析を再度復習すること。これが今後の自分の分析の基礎になるはず。次回は木造耐震手法の整理。できれば歴史地震の資料収集も平行して、吉本と同時期に調査にかかりたい。
by Asae 
[2011-5-21 13:54:28]
 



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